事業報告書(令和元年度)

(自平成31年4月1日 至令和2年3月31日)

事業概要

当法人は公益財団法人移行後も引き続き母校の学術振興を目的とした支援を継続しており、当年度も公益目的事業である各種助成を実施した。また収益事業である緑丘会館の運営は減少傾向が続いており、事業収益も減少となった。事業の運営にあたっては、公益認定基準の適合性を維持するために従来通り監事監査の充実を図った。
近年、低金利時代が続き、当法人の運用資産の利回りは極度に低下している。また2021年7月に母校が創立百十周年を迎えるにあたり、記念事業の資金調達のため、大学との共同募金目標額を1億円として、前年度末から記念募金活動をスタートした。それに伴い、寄付金は指定正味財産として固定され、経常費用として活用できないため、過去の募金による資産を取崩して事業資金に充当している。

事業別概要

各事業の主な内容は次のとおりである。

公益目的事業

  1. 寄付金募集
    1. 母校創立百十周年記念募金
      期中536件、金額41,184千円の募金応募があった。初年度としては順調にスタートしたが、募金実績を世代別に見ると60歳以上の世代からの寄附が9割を占めており、平成卒業世代に向けた取り組みが必要である。令和2年2月に東京と札幌でそれぞれ募金委員会を行い、若手世代への推進方策を検討した。
  2. 助成事業
    国立大学法人小樽商科大学へ以下の通り助成を行った。
    1. 学生支援のための資金助成
      「緑丘奨励金」として成績優秀な学部生15名に対し各人100千円、大学院生3名に対し各人50千円の奨学金給付のための助成を行った。
      また学生が個人又はグループで地域社会との文化的・社会的連携等に寄与する目的で課外活動として行うプロジェクト(グリーンヒルプロジェクト)等に対する支援として、293千円の助成を行った。

      令和元年度助成額:1,942,800円

    2. 国際交流事業支援のための資金助成
      小樽商科大学が学生交流協定を締結している海外の諸大学(現在15ヶ国20大学)における派遣留学生、受入留学生に対する奨学金の給付、留学費用の一部負担及び国際交流関連経費に対する資金助成を行った。
      交換留学・語学留学の派遣留学生26名に奨学金を給付したほか、受入私費留学生7名に対して奨学金を給付した。

      令和元年度助成額:6,280,263円

    3. 札幌サテライト運営支援のための資金助成
      ビジネススクール(MBA)の安定的運営を実現し、多くの企業人に専門性の高い生涯学習の機会を与えるため設置された札幌サテライトの運営費用の一部に対する助成を行なった。

      令和元年度助成額:1,000,000円

    4. 学長リーダーシップ事業支援のための資金助成
      学長の裁量により企画実施される事業に係る経費に対しての助成を行った。
      内、アクティブ・ラーニング用情報端末の整備費用として1,054千円、教員2名の海外派遣費用として2,000千円を助成した。

      令和元年度助成額:6,303,222円

令和元年度助成総額(ア~エ 合計) 15,526,285円

収益事業

公益目的事業を支える「緑丘会館」の運営事業である。
公益社団法人緑丘会の会員及びその関係者の親睦・交流及び産業教育・研究を目的とする拠点として会館の運営を行い、事業を通じて、法人の運営資金調達の一助としている。
また会館スペースの一般開放による講演会・研究会の開催等を招致している。
ここ数年利用会員の高齢化による利用者減少に伴い、事業収益の減少傾向が続いている。
当期は8,462千円の事業収益を計上した。

固定資産の取得

事務所のパソコンの老朽化に伴い、パソコンを新しく導入した。(268千円)

会議の開催

令和元年5月18日 定時理事会、資産運用委員会
令和元年6月1日 定時評議員会、決議の省略による理事会
令和2年3月18日 大学助成審査委員会
令和2年3月21日 定時理事会

公益目的取得財産額の算定

518,407,833円(令和元年度末)

以上

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