公益財団法人 小樽商科大学後援会を代表してご挨拶申し上げます。
当法人は、母校創立50周年を翌年に控えた昭和35年6月、一橋大学、神戸大学に次ぐ第3番目の財団法人として社団法人緑丘会役員のご努力により設立されました。
当法人の事業目的は、実学重視を伝統とする母校の一層の発展を図るために、広く皆様からご寄付を募り、これを有効に活用し助成事業を通じて母校を支援することであります。母校と卒業生の将来を見据えた先輩の高い見識と母校愛に深く敬意を表する次第です。
当法人は先般の公益法人制度改革にあたり、内閣府所管の公益法人として認定を受け、平成23年4月に公益財団法人に移行しました。 移行認定を受けた最大の要因は、24年4月に公益社団法人に移行した緑丘会と協力して母校創立80周年以降、母校へ多額の助成や各種支援を行ってきたことであります。 この間、当法人は母校創立80周年記念募金、90周年記念募金、ビジネススクール支援募金、100周年記念募金を実施致しましたが、同窓生や関係企業等各方面の多大なご協力を得て母校の支援に大きな成果を挙げることが出来ました。 母校はこれらの助成金を基に国際交流事業の推進、札幌サテライトの開設、学生寮(輝光寮)の復活、アクティブラーニングの推進等の成果を挙げております。
また母校は令和3年7月に創立110周年を迎えます。母校が社会から一層支持され、さらなる発展を期すため、110周年記念募金をお願いしております。
当法人はこれからも大学当局と充分協議の上、母校が更に存在感のある大学として発展するよう支援を継続して参る所存であります。 皆様の格別のご理解とご協力をお願い申し上げる次第です。
最後になりましたが、同窓生、在学生並びに教職員の皆様のご活躍と小樽商科大学の益々の発展を祈念し、挨拶とさせていただきます。