令和6年度事業計画書

(自 令和6年4月1日  至 令和7年3月31日)

事業運営方針

一昨年4月から小樽商科大学は、北海道国立大学機構として帯広畜産大学並びに北見工業大学と経営統合をスタートしている。当法人としては、経営統合後も引き続き小樽商科大学に対する学術振興並びに文部科学省の高等教育政策に資する公益目的事業を実施していくこととなる。寄附金の募集は重要性を深めており、同窓生に対する更なる寄附文化の醸成や新しい視点を取り入れた取り組みを行っていきたい。

また収益事業である緑丘会館の運営は、コロナの影響を受け、大幅な減収となる中、更に貸主である㈱サンシャインシテイより賃借料の改訂要請がきており、この対応が必須となっている。

上記の方針に基づき、令和6年度の事業運営の重点を次の通りとする。

  1. 公益目的事業の推進
    母校小樽商科大学の学生に対し、国際交流支援並びに教育環境の充実のための各種助成を大学当局との緊密な協議により実施する。
    この助成に対する原資としては、寄附金、資産運用益を充当し不足分は会館運営基金を取り崩すが、その金額はできるだけ少なくするよう努める。
  2. 公益法人制度に則った事業運営
    公益認定基準の適合性を維持するために、引き続き内部統治の強化及び監事監査の充実を図り、透明性のある事業運営を行う。

事業別概要

各事業の主な内容は次のとおりである。

公益目的事業

学部生及び大学院生を主たる受益者として、 以下の各種助成を実施する。

助成事業

  1. 学生支援のための資金助成
    小樽商科大学の学生の課外活動の為の必要資金を助成する。

    令和6年度助成予算:   1,000,000円

  2. 国際交流事業支援のための資金助成
    小樽商科大学が学生交流協定を締結している海外の諸大学(現在17ヶ国・地域、23大学)における派遣留学生、語学留学生に対する奨学金の給付。

    令和6年度助成予算:   3,630,000円

  3. 札幌サテライト運営支援のための資金助成
    札幌サテライトのユーティリティ費用等の助成を行い、ビジネススクール(MBA)の安定的運営を実現し、不特定多数の企業人に専門性の高い生涯学習の機会を与える環境づくりに寄与する。

    令和6度助成予算:    1,000,000円

  4. 学長リーダーシップ事業支援のための資金助成
    学生に対する学習成果の可視化に向けた体制整備構築事業などに助成する。 

    令和6年度助成予算:   1,825,200円

(ア~エ 合  計)   7,455,200円

 

収益事業

公益目的事業を支える「緑丘会館」の運営
緑丘会の会員及びその関係者の親睦・交流並びに産業教育・研究諸活動の実施を目的とする拠点として会館の運営を行い、併せて事業を通じて法人の運営資金調達の一助とする。 同窓生は優先するが、活用が減少しているため、収益確保に向けて同窓生以外での活用にも取り組む。

法人運営のガバナンス

2024年4月 監事監査(年度末)
2024年5月 定時理事会
2024年6月 定時評議員会、理事会
2024年11月 監事監査(期中)
2025年3月 定時理事会、大学助成審査委員会
随時 大学との管理者会議、緑丘会と共同した定例会議
大学助成審査委員会 資産運用委員会

以上

過去の事業計画

所在地
〒170-6057
東京都豊島区東池袋3丁目1番1号
サンシャイン60(57階)
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開館日
 月曜日〜金曜日 午前10時〜午後9時
休館日
 土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始、8月盆休み